「おかざきが好き」 1月号

――特別インタビュー 鈴木和也理事長――

 岡崎青年会議所とはどんな団体なのか?どういった活動を行なっているのか?その中身についてもっともっと知っていただきたい!そんな想いからスタートした月一のインタビュー企画。第一弾はもちろんこの人!鈴木和也理事長です。おかざきへの想い、そして岡崎青年会議所の魅力を語っていただきました。

(社)岡崎青年会議所47年目のトライ!
――(社)岡崎青年会議所47年目の挑戦がいよいよスタートします。
鈴木和也理事長(以下、理事長)そうですね。不安がないと言えば嘘になりますが、「いよいよ始まる!」という期待のほうが大きいですね。「愛するおかざきのために少しでもお役に立ちたい」という(社)岡崎青年会議所の基本コンセプトを胸に、111名のメンバーと共に頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。

――2007年度の社団法人岡崎青年会議所が目指すキーワードに「共生進化」という言葉がありますが、この「共生進化」の具体的なイメージについて教えていただけないでしょうか。
理事長 時間や意志を同じくし、共に生きる(活動する)ことで、多くの気づきや学びを教授することができ、やがて相乗効果を生み、すばらしい成果や進化をもたらすことができるという考えです。
(社)岡崎青年会議所メンバー同士、また、地域においても、この「共生進化」を意識した運動・活動を展開していきたいと考えています。そして、共に生きる(活動する)には、必ず、私たちが持っているべき、思いやる・支えあう心(和の心)、利他の心が重要になってきます。道徳心を育む運動としての効果も含めて、この「共生進化」をキーワードの一つとして掲げさせていただきました。

――今年度もコミュニティモデル事業(まちづくり)を積極的に推進していきますが、その目的とビジョンを教えてください。
理事長 2007年度は、私たちのこれまでの実績を評価していただき、公募によって決まった2学区をモデル地域としてコミュニティモデル事業を推進していきます。
このコミュニティモデル事業は、「地域住民の繋がりと自発性を育む」ことが目的であり、地域住民の方々が活き活きと暮らし、活動していける地域を創造することだと考えます。
広幡小学校区・山中小学校区各々から発信された課題に対して、私たちメンバーが持ちえる力を傾注し、解決に向けて邁進していきたいですね。
それから、これまでのコミュニティモデル事業の中から学んだ一つに、「情報・意志の共有」の重要性が上げられます。「地域住民の繋がりと自発性を育む」ためにも、ぜひ地域の方々と共に「情報・意志の共有」ができるシステムを浸透させていきたいと考えています。

JCの魅力とは?
――様々な出会いやリーダーとしての資質向上、まちづくり事業を通した感動的な体験など、JCでしか味わうことの出来ない経験はたくさんあると思いますが、理事長が感じているJCの魅力について教えてください。
理事長
 JCの魅力は、多くあると思いますが、それぞれメンバーによってその魅力は違うと考えます。あるメンバーは、いろいろな形での友人ができる。あるメンバーは、20歳〜40歳という大切な青年期にいろいろな学びを得て、自己啓発に繋がる。また、各々の企業経営に繋がる学びを得ることができる。などなど、魅力を感じているのではないでしょうか?私ももちろん大切な友人・すばらしい学びを得ることができています。
でも、一番の魅力というか使命と捉えているのですが、私たちJaycee(JC)がいなければ駄目なんだと考えています。1961年に「いつの時代でも、どこの社会でも、青年は次の時代の"主人公"であります。青年は、純粋な情熱で、その地域社会や国家の発展を考えます。」の趣意のもと岡崎青年会議所は設立されました。そして46年もの間、脈々とこの「おかざき」を想い青年としての英知と勇気と情熱を持って運動してきました。
そして、私たちもこの意志をしっかりと受継ぎ運動しなければならない。
そして、何より愛する子どもたちのために、この「おかざき」をより良いまちにしていかなければならないと考えています。無差別に自分の利益のためだけに親を殺したり、他人を殺したりする世の中が普通だと考えますか?いろいろな問題を抱え、信頼して相談する仲間できない世の中で、自殺するなんて普通だと思いますか?いわゆるニート問題のように我慢・努力しない者が組織の一員に加わることを嫌い、働かない状況を許している世論が普通だと考えますか?
経済的に豊かで欲しいものが手に入る、とても豊かな時代を今、私たちは生きているのかもしれません。でも、本当に心から豊かと感じ、信頼しあえる、安心して暮らせるまちを子どもたちに残してあげたいと考えています。そして、その使命を私たちJayceeに与えられているのです。

――会社の「経営者」としての考えと、JCの「リーダー」としての考えと共通する部分はありますか?
理事長 いろいろな面で共通することはあると思います。まず、ビジョンを立てて、そのビジョンに向かって全員の意思を統一させ向かっていくというシステムは、組織を運営していく上で最も重要なことだと感じています。卓越したリーダーシップを持った者がビジョンを掲げ、全員がそのビジョンを達成するために、いろいろな形で計画を立てていくということは、まさしくJCの醍醐味ですね。
また、雇用関係に無いメンバー同士が、お互いを信じ、力をあわせるすばらしい関係ができている点も企業に持ち帰れるすばらしい部分だと感じています。

――今までのJCライフを振り返っていただき、その中で特に印象に残っていること、感動したことを教えてください。
理事長 入会して7年になりますが、その年その年で多くの方々との出会いを通して、また、いろいろな活動を通して、印象に残っていることや感動したことは沢山ありますね。特に、感じるところがあったのは、2005年度に日本JCに出向した際の学びは今の自分に大きな影響を与えたものの一つだと感じています。
信頼社会創造に向けて、いろいろ勉強しましたし、近現代史の検証・日本のアイデンティティの確立などなど、多くの難しい議論を交わした1年でした。そして、すばらしい方々との出会いも印象的でしたね。米沢JCより出向していた吉澤議長、明石JCより出向していた小川副議長、常陸太田JCより出向していた梅原副議長の3名とはいつも時間を共にし、意志を共に活動していました。
本当にすばらしい方々との出会いと多くの学びの中で、私たちがやらなければならない使命、JC運動の必要性を教えられました。

愛する「おかざき」のために・・・
――理事長もお子さんがお二人いらっしゃいますが、子どもたちの教育について感じていること・考えていることなどを教えてください。
理事長 教育については、いろいろと問題にされていますが・・・・
私は、まず、親として子どもに教えなければならないことをしっかりと教えるべきだと感じています。ものを大事にすること・相手を思いやる気持ち・最低限の礼儀などなどは教えるべきですね。そして、勉学について感じているのですが、もちろん勉学はとても重要であると感じています。しかし、現在の勉学をする上での目的が間違っていると考えます。現在は、良い学校に入り、良い企業に入って、お金を稼ぐために勉学に励むという親が教えているように感じています。だから、拝金主義や利己主義が蔓延する世の中になっている要因の一つだと感じています。
私は、自分を生み育ててくれた親のため、そして世のため人のために勉学に励みなさいと教えるべきだと考えています。昔はそうだったと聞きました。

――最後に2007年度の意気込みとして、岡崎市民の方々に一言お願いします。
理事長 皆様、はじめまして2007年(社)岡崎青年会議所の理事長を務めることになりました鈴木和也と申します。よろしくお願い致します。
私たち青年会議所は国籍・人種・性別・職業・宗教の区別無く、20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって構成され、日本全国720の地域に約40,000人を有する組織であります。半世紀以上も前から時代は変われど『明るい豊かな社会』の実現を目指し活動しております。
現在、私たちが住む時代はとても豊かで、とても恵まれた時代なのかもしれません。
しかしながら、大地震による震災・大雨による水害・子どもたちを狙った凶悪な事件・青少年による考えられないような事件などなど、このおかざきには、大きな事件・災害は多く無いものの周りではすでに考えられない事件や災害が起こっているのが事実です。
「自分たちは大丈夫だろう。」「誰かが何とかしてくれるだろう。」と考えている方々がほとんどではないでしょうか。私たちメンバーはそんな時代に危機感を感じ、おかしな現状を何とかしようと地域で頑張っている方々と手を取り合って、この「おかざき」を誰もが安心して快適に過ごすことのできるまちにしていきたいと考えています。
私たちたちの愛する、宝である子どもたちのために・・・・
いろいろなところで、メンバーが関わり、お世話になるかと思いますがよろしくお願い致します。
――本日はありがとうございました。

(編集・(社)岡崎青年会議所 広報委員会)